扁桃腺手術の成功率はどれくらいなのでしょうか?

扁桃腺手術における成功率

扁桃腺手術は扁桃切除術もしくは扁桃摘出術となりますが、どちらも全身麻酔でおこなわれます。ただし、がんの治療としておこなうのか、それともそれ以外の病気治療の為におこなうのかでちょっと変わってきます。

 

扁桃がんの場合は扁桃がん摘出手術として、扁桃摘出術と必要なリンパ節郭清術がおこなわれますが、咽頭がんや舌がんといった扁桃腺のすぐ近くにあるがんに対しておこなわれる手術の場合ではちょっと異なります。それぞれのがん手術に従属するリンパ節郭清術として、扁桃腺摘出術がおこなわれるものとなるのです。この中でも一番難しい手術となるのが、近接部位のがんとリンパ節郭清術。次に扁桃がん手術、扁桃摘出術と難易度が下がり、扁桃切除術がこの中でも一番簡単な手術に分類されるものとなります。

 

がん以外の手術では、術後の感染予防がしっかりとされているかどうかで成功率が決まります。うまく感染予防ができていれば成功率は高く、できていないと低いといわざるを得ないのです。これは、目に見える位置にある口蓋扁桃、もしくは近くにあるアデノイドに対しておこなわれる手術であり、普通のメスではなくレーザーメスで切除もしくは摘出することがほとんどだからです。

 

逆に咽頭や扁桃腺の悪性腫瘍(がん)の場合では、がんの進行具合によって変わるといえます。早期発見であれば成功率は高くなりますが、末期などの手術ではその成功率もかなり低いものになるといわざるをえないのです。同時に、生存率にも関わってきます。


普段からできる予防法

慢性扁桃腺炎を完治させるには、今現在の医療技術においては手術しかありえません。投薬による治療法もあるものの、所詮は症状を軽減させる対症療法にしかならないのです。しかも、その服用には慎重にならざるをえません。

 

喉ちんこのすぐ奥にある扁桃腺は、肉眼でも確認する事が容易な臓器であるだけに、口や鼻から侵入してきたウイルスや細菌に敏感。しかも、免疫機能を持つだけに、ホルモンバランスの乱れや自己免疫性疾患による影響もダイレクトに受けやすくなっています。

 

こうした扁桃腺の特徴が慢性扁桃腺炎を引き起こしやくしているのですが、その事をしっかりと理解していれば、予防するのもそう難しいものではありません。外出先から帰宅したらすぐに手洗いとうがいをおこない、細菌やウイルスが侵入しにくいようにする。栄養バランスの整った食事と十分な睡眠に気を付けて、抵抗力が下がらないようにする。生活習慣病を改めるようにする…といった事に気をつけるようにすると、扁桃腺が敏感に反応する事も減っていきます。また、過度のアルコールや喫煙が慢性単純性扁桃炎を発症しやすくしていきますので、ほどほどにするように心がけることでその発症リスクを下げます。

 

こうした予防法の実践は、そう難しいものでもありません。慢性単純性扁桃炎を予防する以外にも、健康を考えた行為として浸透していますので、ちょっと意識するだけで習慣として身につけることができます。


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